コロナウィルスが蔓延する中、お子様の休校や外出自粛、テレワークなどなど、経験したことが無い事がたくさんおきていますね。

想定外のことが起こると不安な気持ちやもやもやした気持ちで心いっぱいになってしまうと思いますが、こんな時、その事柄自体をどう受け止めるかで不安の重さが変わってくるなぁ~と思うのです。

そして心理学を学んだ今、不安な気持ちを軽くするには、自分の気持ちを俯瞰(ふかん)して見る力が、とても役立つと思っています。

俯瞰(ふかん) = 客観的に物事の全体像をとらえること

なんだか難しい言葉ですが具体的には、何かが起こった時に「あ~私って、今、〇〇って思っているんだなぁ。でもこれって△△ってことだよね」という風に今の自分の気持ちを客観的にみることなんです。

Briller(ブリエ)でもいくつかワークショップが延期になったり想定外の事がおこっています。
先日、延期になったワークショップのパーツを納品する為に作成しているとき、
コロナ騒動はどうなるんだろう
このたくさんのパーツたちは皆の手に届けられるのかな
とマイナスの感情が沸き上がってきました。
特に夜、1人で作成しているとマイナスの自分が出てきちゃいますね。

私は自分を俯瞰(ふかん)して見る時、マイナスの感情を悪魔、プラスの感情を天使にたとえて考えます。
自分の頭の上にほわほわ天使ちゃんと悪魔ちゃんが浮かんで会話している図を想像します。


こんなに可愛いキャンディーみたいなパーツを梱包しながら、天使ちゃんなら何ていうかな?と考えると
「今は何が起こるかわからないけど、コロナが終息したときの事を考えれば気持ちも軽くなるんじゃない?」
「自分ができる事を精一杯やるしかないよね」
「このパーツ、みんなに楽しんでもらえる日はきっと来るよ」
なんて色々な考えが思い浮かびます。

天使ちゃんが言った言葉は自分の中にある感情です。

ところで皆さんはずっと前に、「遊戯王(ゆうぎおう)」というアニメが流行ったのをご存じですか?
主人公の遊戯はよく「もう一人の僕」自分の中にいる自分と会話します。
子供たちがアニメを見ている時期に、私は心理学を知りませんでしたので「もう一人の僕なんて、何を言っているんだか?」
と思っていました。

でもいろいろな事を学んだ今、遊戯がやっていたもう一人の僕との会話こそ自分を俯瞰(ふかん)してみるということなんだなと思っています。
皆さんも自分のマイナス感情が現れた時は頭の上に天使ちゃんをほわほわ浮かせて、マイナス感情が大きくならないように自分の中の自分と会話してみて下さい。

私が作ったパーツたちがこんな風にみなさんの手で完成する日を夢見て納品します(^^)
コロナが落ち着きましたら「お子様向け ボールペンデコ ワークショップ」を開催予定です!!